代替事業を運営する鈴木総括責任者

 【宇都宮】宇都宮青年会議所や宇都宮商工会議所、宇都宮観光コンベンション協会などで構成する「ふるさと宮まつり開催委員会」は17日までに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった第45回ふるさと宮まつりの代替事業「ふるさと“おうちで”宮まつり」を8月1~15日、実施すると決めた。

 期間中は特設サイトを開設し、みこしやちょうちんのペーパークラフトを作る台紙データのほか、おはやしや郷土芸能といった宮まつりの催事演目をテーマに製作した動画を配信する。市民には特設サイトの情報などを参考にしながら、宮まつりにちなんだオリジナル動画やメッセージを会員制交流サイト(SNS)に投稿するよう呼び掛ける。

 最終日の15日午後7時からは、とちぎテレビで宮まつりの歴史や魅力を紹介する番組を放送する。

 代替事業は、自宅にいながら親子で祭りの雰囲気を楽しんでもらおうと企画した。大勢の人が集まることができない状況でも祭り気分を共有してもらえるよう、SNSを多面的に活用する。運営にあたる実行本部の鈴木大介(すずきだいすけ)総括責任者(35)は「来年、市民が新しい視点で祭りを楽しめるよう、宮まつりをより身近に感じてもらう機会にしたい」と話している。

 宮まつりは例年8月第1土、日曜に開催しているが、2日間とも中止になるのは1976年の開催以来、初めて。