宇都宮市で今年、開催を予定している国際スポーツ大会の「ジャパンカップサイクルロードレース(ジャパンC)」と、3人制バスケットボール「FIBA3x3ワールドツアー宇都宮マスターズ(3x3)」が中止の方向であることが17日までに分かった。新型コロナウイルス感染拡大を受け、両大会の実行委員会は書面による中止決議の手続きに入った。

 両大会とも、中止となれば初。実行委は市や各種競技団体、地元関係者などで構成する。委員はジャパンCは30人、3x3は13人。

 中止を諮る議案は実行委員長の佐藤栄一(さとうえいいち)市長名で今月、実行委員に郵送。理由について、新型コロナの影響で来場者やスタッフの感染予防の徹底や、海外選手の受け入れ、運営資金の調達などが難しいと説明し、書面の返信を求めている。近く正式決定するとみられる。

 今年で29回目となるアジア最高位の自転車ロードレースジャパンCは10月16~18日、市内の特設コースでクリテリウム、ロードレースを実施予定だった。毎年、国内外のトップ選手が世界最高峰のスピードレースを繰り広げている。

 「マスターズ」は、クラブチーム世界一決定戦「ファイナル」への進出を懸けたツアー形式の大会。今年で5回目となる3x3は当初、7月11、12日開催予定だったが、新型コロナ感染拡大を受け10月3、4日に延期が決まっていた。

 書面では来年開催も想定し、感染症対策を徹底した大会準備など今後に向けた取り組みについても説明。3x3については、東京五輪の直前に開催できるよう、主催者側に調整を求めることも示した。