完成した「栃木地方合同庁舎」

 【佐野】設置期間が2027年までとなっている町谷町のごみ処理施設「みかもクリーンセンター」について、市は16日夜、「同年後も現在地で稼働することが適当」とする検討結果を地元町会に伝え、期間延長を申し入れた。施設の現況や市の財政状況などを考慮し、方針を固めた。市は町会側と協議を重ね、年度内には一定の方向性を出したい考え。町会の代表者は「安全、安心が第一。丁寧な説明をしてほしい」と求めている。

 同センターは2007年3月に稼働が始まった。それに先立ち、市が地元3町会(町谷、黒袴、関川)と交わした協定書では「現在地における施設の設置期間は20年とし、その後については市と3町会で協議する」と取り決めていた。

 市は18年度、庁内に各部長で構成する検討委員会を設置。「同センターを別の場所に新設する」「現施設を大規模修繕する」という二つの選択肢を設け協議を進めてきた。

 その結果、(1)20年経過後も適切な基幹的設備改良工事で、安定した稼働が可能(2)今後も周辺地域の環境を悪化させるような影響はない(3)新設は改良工事の3・5倍の経費が必要になる-などの理由から、「大規模修繕を行い、現在地で稼働することが適当」と結論づけた。