会見を開いた田中専務(右)と片岡社長=16日午後、那須塩原市塩原の「湯守田中屋」

 那須塩原、那須、日光の温泉地のホテル・旅館で1月、同じ名義人の宿泊予約の無断キャンセルが相次いだ問題で、被害を受けた施設は16日、宿泊予約をした男性ら3人にキャンセル料計約250万円の支払いを求め、今月下旬に提訴すると発表した。施設側が会見を開き、明らかにした。

 提訴するのは、那須塩原3軒、那須3軒、日光2軒の計8施設。7施設は1月2~3日、同一男性名義の10人前後の宿泊予約が無断キャンセルされた。別の1施設も、別の男性名義の同様の宿泊予約が無断キャンセルされた。いずれも高額な客室で、昨年8月以降に予約されていた。施設別の被害最高額は53万8千円に上るという。

 8施設は、宇都宮地裁大田原支部に提訴する予定。予約した男性2人と、男性が勤務していた飲食店の経営者女性の3人を対象とする。