【栃木】サイクルスポーツを通じた地域活性化や健康づくりを進めようと、市と自転車ロードレースの「宇都宮ブリッツェン」を運営するサイクルスポーツマネージメント(宇都宮市今泉町)は16日、連携協定を締結した。本年度は自転車の安全教室を開催するほか、ブリッツェンの育成チームの支部を市内に設置することを予定している。同社によると、自治体との協定締結は今回が初めて。
市内の渡良瀬遊水地が全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)のタイムトライアルレース会場として使用されたことや、太平山周辺を冬場の練習で活用していたことが締結のきっかけ。協定には(1)地域の活性化(2)健康づくり(3)青少年育成(4)交通安全-を盛り込み、市と同社が連携して取り組みを推進するとした。