県内有数のブドウの産地で知られる栃木市内で、巨峰が収穫期を迎えた。
同市岩舟町曲ケ島(まがのしま)、佐山猛夫(さやまたけお)さん(58)方では約56アールのビニールハウス内で、巨峰やシャインマスカットを栽培。色鮮やかな紫や緑の実が、芳醇(ほうじゅん)な香りを漂わせている。
16日は早朝から、夫婦で約70キロの巨峰を収穫。実の色づきを確かめながら、ひとつひとつ丁寧に摘み取っていった。収穫したブドウはJAしもつけを通じて、県内外の市場に出荷される。
佐山さんは「今年は天候に恵まれ、色も味も良い。ぜひ手に取ってほしい」と話した。ハウス栽培の収穫は8月上旬ごろまで続く。