芝の一部がまだら模様になり、栃木SCホーム戦の開催が危ぶまれている県グリーンスタジアム=10日、宇都宮市内

 県が約2億6千万円の事業費をかけて芝生などの大規模改修を実施したばかりの県グリーンスタジアム(通称・グリスタ)で芝の状態が悪化していることが15日、分かった。7月5日に予定されているサッカーJ2栃木SC-東京V戦の会場は、現時点で白紙の状態。栃木SCはJリーグの見解を踏まえた上で使用可否を判断するが、状況によっては代替会場を探すことになる。多額の税金が投入されていることもあり、芝張り替えの工法や管理方法などが問題となる可能性がある。

 栃木SCが本拠地とするグリスタは近年、猛暑による芝の劣化が顕著となっており、県は昨年11月から初の本格改修を実施し、今年2月末に完工。芝の張り替えは、ある程度生育した芝を敷設する「ビッグロール工法」で行い、年間を通して良好なピッチ状態を維持するために冬芝と夏芝を混生させる手法を採用した。その後、新型コロナウイルスの影響でJリーグの試合が延期となったことを受け、定期的に芝を刈り込むなどして再開に備えていた。