【栃木】市は7月、障害者が市内のアパートの一室で1人暮らしを体験する「市くらしだいじネット一人暮らし体験事業」を始める。障害者が住み慣れた地域で暮らしていけるよう国が求めている地域生活支援拠点整備の一環で市は現在、利用者を募集している。市によると、県内自治体で初の取り組みという。

 将来地域で自立生活を目指す障害者らが体験を通して課題を把握したり、不安を整理したりすることなどが目的。市が委託した障害福祉サービス事業所が体験施設の管理や、相談など体験時の支援を行う。必要に応じて居宅介護事業所が家事援助を実施する。

 利用の対象は18歳以上の市民で、身体・知的・精神の種別を問わず障害程度区分1~3または同程度などとしている。緊急時対応可能な緊急連絡人がいる必要もある。アパートは2階の一室で、利用前に見学可能。利用期間は6カ月間のうちの20日以内で、1泊2日や2泊3日などを繰り返して利用できる。