風化が進み、アスファルトで補修されてきた大谷石畳の「星が丘の坂道」

 【宇都宮】星が丘1丁目にある大谷石畳の道路「星が丘の坂道」について、市が全面復元に踏み切ることが15日までに分かった。日本遺産「大谷石文化」の構成文化財に登録されるなど宇都宮をPRするスポットとして愛されているが、近年風化が加速し、市民からも保存を求める声が上がっていた。工事は年内に完了する見込み。地元が誇る光景が生まれ変わり、後世に受け継がれることになった。

 住宅街にあるこの道路は1930年代に当時の土地所有者が舗装し、52年に市に寄贈した。市道路保全課によると、大谷石畳の公道は市内で他に例がない。

 かつては幅7メートル、長さ40メートルにわたって大谷石が敷き詰められていたが、融雪剤などの影響で凹凸が大きくなり、市が補修工事を繰り返してきた。現在、坂の上は全てアスファルトに覆われ、坂部分も所々がアスファルトで埋められている。