製造品出荷額、8兆9千億円 リーマンショック以来最大 栃木県内

 県統計課が20日までに発表した2017年県工業統計調査結果速報によると、16年の県内製造品出荷額等は前年比1・1%(964億円)増の8兆9061億円となり4年連続で増加し、リーマン・ショックの影響が出た09年以降、最大となった。全国順位は一つ上がり、12位だった。同課の担当者は「工作機械大手ファナックの工場が稼働し始めるなど、出荷額に占める割合が大きい機械製造が好調だったことが要因とみられる」と説明する。

 08年に9兆2792億円だった県内製造品出荷額等は翌09年、リーマン・ショックの影響で7兆6797億円まで減少した。東日本大震災直後の12年は7兆4341億円まで落ち込んでいた。

 16年を産業別にみると、情報機械は前年比54・5%増、生産機械は24・4%増、はん用機械は22・6%増など11産業で増加した。ゴムは18・8%減、業務機械は15・9%減など13産業は減少した。