【栃木】市は11日までに、新型コロナウイルス対策として市営コミュニティーバス「ふれあいバス」や市役所内で行っていた電解次亜塩素酸水の噴霧を一時中止した。噴霧に否定的な世界保健機関(WHO)の見解などをまとめた経済産業省のファクトシートを踏まえ、判断した。

 市によると、4月から噴霧器を導入。バスは5月末までに、2路線2台に設置し、走行中に噴霧していた。メーカー側から、電解次亜塩素酸水はインフルエンザなどの感染予防に効果があり、新型コロナにもある程度の効果が期待できると説明を受けていたという。

 市は、経産省が5月29日に公表したファクトシートを見て「噴霧の安全性を確認する必要がある」と受け止め、安全が確認されるまで、乗客がいない運行前後の使用にとどめているという。市の担当者は「国の方針や検査結果などを待ちたい」と話している。