石蔵の修繕事例や耐震補強例などを紹介するパンフレット

 【宇都宮】市は大谷石建造物の保全と活用に向け、石蔵などの修繕事例などを紹介した「解説集」と「耐震診断・補強ガイドライン」を作成し、1日、公開した。石蔵など歴史的建造物は改修の難しさなどから取り壊されるケースが多いため、所有者が修繕や活用する際の申請を円滑に行えるようまとめた。

 先月、宇都宮の「大谷石文化」が日本遺産の認定を受けており、市建築指導課の担当者は「大谷石は地域ブランドでもあり、建造物を残す仕組みが必要。街の景観として守っていきたい」と話している。

 県建築士会と宇都宮まちづくり推進機構の調査によると、市内に残る大谷石蔵は、2014年5月現在約330棟。直前の13年間で45棟程度が消滅した。

 解説集やガイドラインはホームページから閲覧可能。パンフレットはA4判。(問)同課028・632・2577。