清流で育ち収穫されたワサビ=10日午前11時5分、日光市横川

 初夏の栃木県日光市横川の男鹿川源流部で、ワサビの収穫が最盛期を迎えている。

 「山王わさび園」では標高約1200メートルの山間部に棚田計約30アールを造り、清流でワサビを栽培。3代目生産者の斉藤修二(さいとうしゅうじ)さん(61)と妻クニ子(こ)さん(65)が2人で切り盛りしている。

 収穫は4月上旬から本格的に開始。10日は斉藤さんが丁寧にワサビを引き抜き、ひんやりとした沢水で泥を洗い流した。今年は暖冬の影響などで成長が早いが、例年並みの品質という。

 作業は11月いっぱい続き、ワサビの根茎や葉、加工品などは国道121号沿いの同園で直売される。斉藤さんは「爽やかな風味の良さなどが特長。自然の恵みで育ったワサビを味わってほしい」と話していた。