宇都宮市内の認可外保育施設「といず」で2014年、保育中に女児が死亡した事件に関する損害賠償訴訟を巡り、宇都宮市は8日、市議会議員協議会で控訴方針を固めた理由を明らかにした。市が適切に指導をしていれば死亡を防げる可能性が高まるとした宇都宮地裁判決に対し、「根拠が明確でない」などと主張。控訴の可否を決める議案は12日に採決される。

 同市、山口愛美利(やまぐちえみり)ちゃん=当時9カ月=の両親が市などに賠償を求めた訴訟で地裁は3日、市の過失を認め、賠償を命じた。争点は、市による指導監督権限の行使の適否だった。