収穫が始まった「那須の青空」

 【那須】約50アールの土地で10種類のリンドウを栽培している豊原甲、農業津田大樹(つだひろき)さん(43)方で8日、今季初めての出荷作業が始まった。新型コロナウイルスの影響で花きの需要が減少し、不安の中での出荷となっている。

 早朝から、町内のみで栽培される貴重な品種「那須の青空」を収穫。夏の日差しが差し込むビニールハウスの中で、流れる汗もそのままに黙々と作業を進めた。青みがかった紫色の花のつぼみを見ながら「例年通りいい色。涼しげな色の花で癒やされてほしい」と津田さん。

 例年7万~8万本を市場に出すが、今年は「単価が大幅に減額してしまうのではないかと心配」と注視している。

 JAなすのは10月下旬まで東京や新潟に「那須の青空」や「るりおとめ」など15種のリンドウを出荷する。