親向けのライン相談窓口を開設したキーデザインの土橋代表

 【宇都宮】新型コロナウイルスの影響で休校していた学校が再開したが、休校が長期に及んだことで登校に不安を抱く子どもは少なくない。こうした中、市内のNPO法人キーデザインは「お母さんのほけんしつ」と称して、子どもの不登校について親の相談を無料通信アプリ「LINE(ライン)」で受け付けている。土橋優平(どばしゆうへい)代表は「親の安心が子の安心につながる。一人で悩まないでほしい」と呼び掛ける。

 同法人は、不登校の子どもや家族の支援に取り組む。小中学生向けのフリースクールと、家庭教師の派遣に加え、5月25日に親向けのライン相談を始めた。約3カ月ぶりとなった学校再開を受け、不登校の子どもの増加が予想されたことが背景にあるという。

 実際に「(休校を終えて)子どもが学校に行きたくないと言っている」などの相談が寄せられた。土橋さんは「いじめや学校の規則に苦しみながらも頑張ってきた子どもは、休校でストレスから解放された。学校に行きたくないのは安心を求めているから」と話す。