来年6月から新庁舎の工事が始まる栃木市消防署

 【栃木】財政健全化を図るための大型事業の見直しの一環として、市は公共施設適正配置計画として予定していた各消防分署の整備スケジュールを再検討する。予定していた2028年度以降の完了見通しになるが、度重なる水害に備える必要もあり、可能な限り早期の建て替えを目指したい考えだ。一方、市消防本部を置く市消防署の建て替えは21年6月から着工が始まり、予定通り25年3月に完成する予定。

 現在、市内には市消防署と5分署の計6カ所がある。建物の老朽化や災害の激甚化によって対応に限界が生じていることから、市は17年度、消防庁舎の整備計画などを定めた「市消防庁舎整備基本構想」を策定。市消防署と3分署の計4施設の建て替えのほか、西方、都賀分署を1カ所とし、全体で1減の計5カ所体制とすることなどを示していた。

 分署の適正配置計画は28年度までに完了するとしていたが、台風19号の災害復旧費で多額の出費が必要となっている市は、スケジュールを再検討。西方、都賀分署の統合後、大平、藤岡と各分署の着工にあたる予定だったが、順番が入れ替わる可能性があるという。