東京電力福島第1原発事故に伴い、県内産クリが出荷制限されている問題で、国の原子力災害対策本部は28日、那須町の出荷制限を解除した。これにより、県内全域でクリの出荷制限が解除された。

 県農政部によると、県が同町の16地点で採取した2017年産クリの放射性セシウムを昨年9~10月に検査したところ、いずれも国の基準(1キログラム当たり100ベクレル以下)を下回ったため、制限が解除された。

 県内産のクリは12年9月から、大田原市、那須塩原市、那須町で出荷が制限された。両市の出荷制限は17年3月に解除されていた。