栃木県保健福祉部は4日、新型コロナウイルスに関する県民の相談を受け付けているコールセンターが、5月末までに計9369件の相談を受け、うち約2割の計2036件を県広域健康福祉センターなどに引き継いだことを明らかにした。1日平均は約204件。電話を受理できた割合は、問い合わせが多かった4月で約6割にとどまり、回線の混雑も見られた。同部は今後、回線を二つ増やし、計7回線で対応する。

 4日の県議会生活保健福祉常任委員会で説明した。

 コールセンターは民間に委託し、4月16日に開設した。24時間体制で、新型コロナに関する一般的な問い合わせや、体調不良などの医療相談を一括で受け付けている。そのうち医療相談は、県広域健康福祉センターや宇都宮市保健所につないでいる。

 電話を受理できた割合は4月が約6割、5月が約8割だった。最近は相談件数が減少傾向にあるが、同部の担当者は「全ての電話を1回で受理できていない」とし、「7回線で県民の不安や症状に関する問い合わせに適切に対応できるようにする」と述べた。

 コールセンターの開設前は、県広域健康福祉センターや宇都宮市保健所が全ての相談に対応。同部は「コールセンターは業務の負担軽減につながっている」としている。