通年販売が始まった足利美人ドレッシングを手にする北隅社長

 【足利】調味料製造の日東産業(名草下町1丁目、北隅隆幸(きたずみたかゆき)社長)は、地元産のブランド野菜「あしかが美人」などを使ったドレッシングの通年販売を始めた。昨夏の発売以降、好評を得る一方で、野菜によっては確保できず販売時期が限られていたという。同社は新たに材料の貯蔵設備を導入し課題を克服。関係者は「より身近に地元野菜の魅力を味わってほしい」と期待している。

 ドレッシングの味はタマネギ、トマト、アスパラガス、ニンジンの4種類。材料の野菜に規格外品を活用し、食品ロスの削減や農家の所得向上にもつなげようと、JA足利と共同開発した。

 同社によると、味や見栄え、無添加による安心感などが評価され、「売れ行きは好調」。贈答向けの4本セットの人気が高いという。ただ、材料として使う野菜の収穫時期が異なるため、種類によっては欠品が続くという課題もあった。

 そこで、専用の冷凍貯蔵設備を導入。材料の野菜を加工して保存、常時確保することで、通年販売が可能になった。5月下旬からはニンジン味の出荷が再開し、あらためて4種類全てがそろうようになった。