木の枝に止まり、周囲を警戒するアオバズクの雄

 栃木県佐野市上羽田町の上羽田八幡宮(はちまんぐう)にこのほど、フクロウ科の渡り鳥「アオバズク」2羽が飛来した。境内のケヤキに設置された巣箱にはヒナの誕生を待つ卵もあり、雄が周辺の枝から見守っている。

 同八幡宮総代長の横塚和夫(よこづかかずお)さん(75)によると、飛来は2011年から10年連続。「今年も元気な姿が見られてうれしい。無事にヒナが巣立ってくれたらいい」と相好を崩す。

 アオバズクは4月下旬に雄が飛来。その後雌も姿を現し、5月下旬には、巣箱で卵を温め始めた。雄は隣の杉の枝に止まり、天敵のカラスなどを警戒している。

 順調に育てば、今月末ごろヒナがかえり、飛ぶ練習をする様子が見られそうだという。