ディンプルアートの下絵印刷へ さくらのオーランド印刷、セット販売や体験教室も

 ラベル・ステッカー印刷を得意とするオーランド印刷工房(さくら市喜連川、大島安男(おおしまやすお)社長)は、ステンドグラスのような絵画が描ける「ディンプルアート」の下絵印刷に乗り出す。ディンプルアートのファンを開拓するため、絵の具と下絵をキットとしてセット販売したり、体験教室を開催したりしていく。

 ディンプルアートは、自動車のフロントガラス中間膜廃材のリサイクルから生まれた新タイプの絵の具を使用し、乾燥させると色の表面にさざなみのような凹凸(ディンプル)ができ、ステンドグラスに似た透明感と光沢が表現できる。

 ディンプルアート絵の具は2004年、宇都宮大工学部で開発された。絵の具の製造販売を目的に宇都宮大発ベンチャー企業第1号としてエヌ・ピィ・アール(那須烏山市金井1丁目、石川英雄(いしかわひでお)社長)も設立された。

 ただ、ディンプルアートでは、絵の具が流れないようせき止めるため、高さにボリュームのある線の下絵を描かなければならなかった。オーランド印刷工房は、下絵の線を瞬時に5層印刷し、線の高さを約0・2ミリにする「厚盛印刷」を応用した。