新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、県警が職員らの感染時、警察署などの施設を閉鎖する可能性があることが2日までに、県警への取材で分かった。県警警務課は「消毒などに伴い閉鎖や一部閉鎖の可能性がある」としている。また職員が1カ所に集中して職務に当たらないよう、会議室などを活用する「サテライトオフィス型テレワーク」などにも取り組んでいる。

 同課によると、職員や家族に感染が疑われる症状が出た場合、行動範囲を確認し、関係する警察施設などで消毒を実施する。施設閉鎖の可能性もあるが、基準については「個別具体的に判断していく」という。感染者らに接触した職員に対しては、自宅待機などの措置をとる。

 署長などの所属長が感染で職務に当たれない場合、副署長などの職務代行者を充て指揮系統の維持を図る。また各署などの窓口業務に従事する職員が感染した場合、県警本部から代替職員を派遣するなど業務に支障が出ないようにする。

 感染防止では、全職員に検温や手洗い、マスク着用を徹底。サテライトオフィス型テレワークは、捜査など業務に支障のない範囲で取り入れている。職員が感染の恐れのある人と接触する場合、必要に応じて防護服などを着用するよう指示しているという。