中国春節、日光でキャンペーン 観光客の取り込み狙う

 中国などから多くの旅行客が日本を訪れる春節(旧正月)の連休が15日から始まった。日本人観光客が減少するこの時期に、外国人観光客の取り込みを図ろうと、日光市内では旅館やホテル、レジャー施設などが一体となり、外国人旅行客をもてなすキャンペーンを展開するほか、17、18の両日は“鬼怒川版”の春節祭も開く。

 キャンペーンは鬼怒川・川治温泉地域で2005年に始まり、今年は鬼怒川、日光、奥日光、湯西川などの約30施設が参加する。宿泊施設では日帰り入浴を無料にするほか、雑煮やしるこを提供し、日本の正月を味わってもらう。テーマパークなどレジャー施設は入場料が無料や割引になる。

 17、18日の春節祭は東武鬼怒川温泉駅前広場で開催する。羽根突き、射的の文化体験や、太鼓、みこしが登場する郷土芸能ステージ、抹茶体験などで来場する外国人をもてなす。

 キャンペーンに参加する鬼怒川グランドホテル夢の季(とき)の波木恵美(なみきえみ)社長は「キャンペーンを始めた当時は全国的にも珍しく、台湾や香港から多くの団体客が訪れた」と振り返った。