学校教育における性の多様性に配慮した取り組みの一環として、荒川政利(あらかわまさとし)県教育長は1日、全県立学校に制服選択制の導入を推奨する考えを示した。生徒の個性を尊重し、選択の幅を広げる観点から推奨を決めた。

 同日の県議会6月通常会議で阿部博美(あべひろみ)氏(とちぎ自民党議員会)の質問に答えた。

 県教委によると、制服の選択は各学校長の判断に委ねられている。防寒や防犯、動きやすさなど機能性向上の観点からも性別に関わらず制服を選べる動きは全国的に広がっており、本県でも女性用ズボンを導入する県立学校は徐々に増加。約6割に当たる33校が女性用ズボンを用意している。制服選択制について今後、県立学校長会議や人権教育担当教員向けの研究会などで周知する。