中嶋神社で営まれたアンバ払いの儀

 【宇都宮】「アンバ様」が「コロナ」払い-。中島町、インターパーク地区の中嶋神社で1日、月次(つきなみ)祭が営まれ、アンバ様が悪魔ならぬ新型コロナウイルスを払った。

 同神社は、境内にある社に厄よけの神様が祭られており、例年7月の夏祭りにみこし渡御やアンバ払いの儀を実施。毎月初めには住民の安泰を願う月次祭を行っている。

 しかし、5月の月次祭は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止。夏祭りも縮小して実施せざるを得なくなった。そこで中嶋神社総代会は、6月の月次祭に合わせてアンバ払いの儀を行うことになった。

 この日は、総代会の役員ら12人とFKDインターパーク店関係者も出席した。同神社の國友晃昭(くにともてるあき)宮司(77)が感染症鎮静祈願の祝詞奏上後、役員がふんする天狗(てんぐ)と烏天狗(からすてんぐ)が登場。社殿の前に参列者と共に立ち「アンバ大杉明神コロナ払ってエンヤラヤー」と、全員で3回唱えた。参列者は玉串を供えて新型コロナウイルス感染症の収束を願った。

 同神社総代会の尾嶋章一(おじましょういち)会長(83)は「こんな経験は後にも先にもないでしょう。地区の人たちは率先してお払いを行った。この地区から感染者が出ないように」と話した。