米や缶詰、調味料などを譲り受ける大学生ら

米や缶詰、調味料などを譲り受ける大学生ら

米や缶詰、調味料などを譲り受ける大学生ら 米や缶詰、調味料などを譲り受ける大学生ら

 【大田原】新型コロナウイルスの影響で生活に困っている人を支援しようと、NPO法人とちぎボランティアネットワーク県北支部内のフードバンク大田原は31日、住吉町2丁目の事務所で食料の提供を始めた。

 同フードバンクは食料の寄贈を受け付け、生活苦の人に届けている。従来は依頼を受けてから食料を用意するが、今回は初めての人も利用しやすいよう事務所の軒先に食料を並べた。農家などから譲り受けたコメ約350キロを3~5キロの袋に分けて家族人数などに応じて渡したほか、パンや缶詰、調味料なども用意した。

 初日に訪れたのは18人。市内で1人暮らしの男子大学生(20)「アルバイトのシフトが入らず、収入がなくなった。先行きが見えず不安な中、温かく譲ってもらえて本当に助かります」とコメ袋を受け取った。

 軒先での提供は少なくとも1週間は続けるという。代表ボランティアの実寿夫(みのるとしお)さん(72)は「生活が苦しい人は遠慮せずに頼ってほしい」と呼び掛けている。受け取り希望者は事前に電話で連絡する。(問)同事務所0287・48・6000(月、木、金の午前10時~午後4時)。