登山道沿いに咲くミネザクラ=31日午前、那須岳

 栃木県那須町湯本の那須岳(茶臼岳)で、山肌を彩るミネザクラが山頂に初夏の訪れを告げている。31日は薄曇りの天候だったが、風に揺れる花びらに足を止める登山客の姿が見られた。

 ミネザクラは牛ケ首から日の出平の登山道に沿って多く自生。高さ2メートルほどの木に薄ピンク色のかれんな花を咲かせる。

 「那須ロープウェイ」によると、今年は5月中旬に開花。例年より花数は少ないものの、6月初めまで見られるという。同ロープウェイの江田康範(えだやすのり)所長(72)は「ミネザクラの後はイワカガミやアズマシャクナゲが咲き、那須岳は花の季節に入っていく」と話した。