お札を入れる袋などに押されたスタンプ。アマビエと男体山があしらわれている

 栃木県日光市山内の日光二荒山神社は6月1日の拝観再開に合わせ、疫病退散の言い伝えがある妖怪「アマビエ」と男体山をデザインしたスタンプを作製した。お札を入れる袋などにスタンプを押し、参拝者に感染防止を呼び掛ける。

 アマビエは江戸時代、肥後国(現在の熊本県)に出現したとされる半人半魚の妖怪。疫病が流行した際に「私の姿を描き写した絵を人々に見せよ」と告げたと伝わる。

 スタンプ作りは同神社神職の発案。政府の緊急事態宣言解除で経済活動が徐々に再開される中、感染予防の意識を緩めないでほしいとの思いを込めた。

 アマビエの後ろに男体山をあしらった日光らしさのあるデザインで、拝観券や御朱印にも押す予定。斎藤芳史(さいとうよしふみ)権宮司は「スタンプをお守りのように思っていただき、感染予防を改めて意識するきっかけにもしてほしい」と話した。