新型コロナウイルスの影響で、鹿児島県が10月に開催予定の国民体育大会の1年延期を要望していることに対し、福田富一(ふくだとみかず)知事は28日、2022年「いちご一会 とちぎ国体」への影響について「仮に1年延期となれば、地元での活躍を目指し練習してきた選手や、準備してきた市町に大きな影響が生じる」と懸念した。

 同日の県議会6月通常会議で三森文徳(みもりふみのり)氏(とちぎ自民党議員会)の代表質問に答えた。

 今年の開催については現在、鹿児島県と日本スポーツ協会などが協議中で、6月中に判断するとみられる。県はその決定を受け、対応を協議するという。

 県は栃木国体での天皇杯、皇后杯の獲得を目指し、選手の育成強化を計画的に実施している。23年からは大会の名称が「国民スポーツ大会」に変更されることから、栃木国体は「最後の国体」ともなる。

 福田知事は「最後の国体として冬季大会と秋の本大会を開催することに強い思いを持って準備を進めてきた」と明かした上で「21年の三重県などと連携し、両大会の開催に向け引き続き取り組む」と述べた。