佐野市の民家で2018年8月、母親が生後2カ月の長男を虐待し殺害したとされる事件で、頭部のけがの状況から、長男は短時間に複数の外傷を負った可能性があることが28日、捜査関係者への取材で分かった。長男が産後の退院から間もなかったこともあり、突発的な虐待を受けた可能性もあるとみて、県警は慎重に事実関係を調べる方針だという。

 長男を殺害したとして、殺人容疑で逮捕されたのは、群馬県大泉町、無職(41)。捜査関係者によると、逮捕前の任意の調べに対し、「抱いていて、誤って落としてしまったことがある」などと説明したという。