介護施設に見守りのセンサー 入所者の心拍や呼吸を計測

 介護事業を手掛けるワールドステイ(足利市堀込町、岡田隆(おかだたかし)社長)は、自社の介護施設に入所している利用者の心拍や呼吸、離床などのデータを計測するマット式のセンサーを2月から順次導入する。体の変化をパソコン(PC)やスマートフォン上で確認できる上、急変したらすぐに通知するのが特徴で、夜間などの見守りサービスを拡充する狙いだ。

 医療機器メーカーのエヌジェイアイ(福島県郡山市)の製品「安心ひつじα」を導入する。センサーは幅80センチ、奥行き15センチ、高さ1・7センチの薄型のマットで、ベッドのマットレスや布団の下に敷くだけで、寝ている利用者の体の動きや離床に加え、心拍や呼吸の状態を感知する。

 検知したデータはクラウド上で一括管理し、PCやスマホ上で確認できる。利用者が急変した場合は異常を知らせるアラームが鳴り、職員が携帯するスマホなどへ即座に通知される。昼夜問わずすぐに駆けつけ、迅速に対応できるという。

 離れて暮らす家族もスマホなどで利用者の様子を把握できるほか、夜間の職員の負担軽減も見込む。

 本県や新潟県などにある既存の25施設のほか、今後新設する介護施設には全て導入していく。複数の施設をまとめて管理するコールセンターも本社エリアなどに設ける考えで、より効率的に対応する。