手作りのマスクを寄付した日光明峰高生徒会の生徒たち

生徒の思いが詰まった手作りマスク

手作りのマスクを寄付した日光明峰高生徒会の生徒たち 生徒の思いが詰まった手作りマスク

 【日光】日光明峰高の生徒会は26日、新型コロナウイルスの感染拡大による休校期間中に手作りしたマスク100枚を市内の福祉施設に寄付した。外出を控える子どもたちに家庭で利用してもらおうと、自作の塗り絵を同校ホームページ(HP)などで公開する取り組みも実施。生徒会長の3年倉田裕紀(くらたゆうき)さん(17)は「少しでも地域の人の役に立てればうれしい」と話した。

 取り組みは休校延長が決まった4月下旬に生徒会メンバーが発案。分散登校が始まった5月中旬、学校から提供を受けた布や型紙などを利用して生徒16人がマスク作りに取り掛かった。電話で作り方を教え合ったり、動画サイトで手順を確認したりして試行錯誤の末に完成させた。

 寄贈先は、同校生徒の体験学習を受け入れる細尾町の特別養護老人ホーム「きびたき荘」。マスクを入れた袋には「健康第一でがんばりましょう」「大変な状況ですが一緒に乗り越えましょう」などと手書きのメッセージも添えた。

 マスクを受け取った同施設の矢野俊宏(やのとしひろ)理事長は「愛情のこもったマスクでとてもありがたい」と感謝した。同校は今後、別の福祉施設にも手作りマスクを贈るという。

 HPに公開した塗り絵は、動物の絵など9種類。自由にダウンロードして活用できるようになっている。

 コロナの影響を受ける人たちの役に立とうと、さまざまなアイデアを実現させている生徒たち。倉田さんは「今後も何ができるか考え、日々お世話になっている地域に恩返しをしたい」と話した。