4期目の決意を語る佐藤市長

 「陣営が結束しフル回転で、同じ方向を向いて努力した成果」。4223票差で制した激戦を振り返る。

 新型コロナウイルスの影響で選挙運動が制限された中、投票率は前回を1・55ポイント上回る55・59%となった。「想定以上に盛り上がり、読めない部分の心配はあった」と吐露。小中学校の給食費無料化など、対立候補が掲げた諸政策にも触れ「若い世代に効いていたと思う。厳しい選挙戦だった」と率直に述べた。

 財政を健全化した3期12年の実績を挙げ、堅実な市政運営をアピールしてきた。改めて本腰を入れるのはコロナ対策。「PCR検査の体制づくりの方向付けができている。感染の第2波、3波への備えにもなる」と強調。飲食店などを中心に広がる経済への影響をにらみ「製造関係も深刻な状態になりかねない。打てる手は打っていく」と言葉に力を込めた。

 当選から一夜明け、ベテランらしく「これまで通り」の自然体で4期目のスタートを切った。「新庁舎の工事も始まり、最後の仕上げと思っている。掲げたことをやり遂げ、次に引き継げるようにしたい」。4年後も見据えた。