地方大会の代替大会について意見を交わす各校の監督ら=宇都宮工高

 県高野連は25日、宇都宮工高で定例の監督会議を開き、第102回全国高校野球選手権大会とともに中止が決まった栃木大会の代替大会について協議した。出席者からは引退する3年生のために代替大会開催を求める声が相次いだ。

 会議には県内各地区の公立高の監督9人と私立高の監督2人が出席。私立高の監督からは「3年生に大舞台で試合をさせてやりたい」「どこの監督も『3年生のために』と話している」との意見が上がり、公立高の監督からは「例年の県大会と同じ規模の大会を希望する」「春のように地区別の予選の後に県大会をやってはどうか」などと具体的な実施方法の提案が出された。

 県高野連は28日に臨時理事会を開いて代替大会の可否などを検討し、6月前半には方向性を示したいとしている。宇都宮地区代表で、監督会の代表幹事を務める宇都宮高の篠崎淳(しのざきじゅん)監督は「監督たちの開催への思いは理事に伝えられた」と語る。藤田光明(ふじたみつあき)理事長は「貴重な意見を出してもらった。現場の気持ちを参考にさせてもらう」と話していた。