車に野菜を積み込む店員

 【那須塩原】新型コロナウイルス感染症防止に伴う営業自粛で卸先が減った地元農家を支援するため、車に乗ったままの客が塩原高原かぶなど市内や大田原市の農家が育てた野菜詰め合わせを購入できる「ドライブスルー八百屋」が25日、塩野崎の那須ガーデンアウトレットの駐車場で行われた。10セットが販売され、第2弾も検討している。

 同アウトレットと施設内にある地元野菜などを販売するロコスタイルマートが主催した。同マートの大坪晃己(おおつぼこうき)店長(27)は取引先の農家で玉ねぎが大量廃棄される光景を見たといい、「卸先を探す農家と安全に買い物したい消費者のニーズの両方に応えたかった」と話した。

 同マートによると、取引のある農家の大半は同マートと直売所を中心に野菜を卸しており、4月下旬から5月上旬の自粛期間は野菜の卸先がなかったという。

 事前予約で注文を受け付け、10品12種の野菜詰め合わせのみのAセット(2千円)、野菜詰め合わせと乳製品のBセット(3千円)を販売した。1番に訪れた日光市、会社員佐藤央(さとうあきら)さん(52)は「降りずにすむので安心できる。またやってほしい」と話した。