刈り取り作業が進む麦畑=25日午前11時、小山市下泉、小型無人機から

 ビールの原料となる二条大麦が黄金色に実る「麦秋」の季節を迎え、全国有数の生産量を誇る本県の中でも主力生産地である栃木県小山市では、生産者が収穫作業に追われている。

 約20ヘクタールの作付面積がある同市西部の下泉集落営農組合は25日、7人が約4ヘクタールを刈り取った。岸利一(きしりいち)組合長(69)によると、今年は暖冬の影響で例年より1週間ほど早い3月下旬に出穂が始まったが、作柄は例年並み。「今年もいい麦ができた。この色を見るとビールを飲みたくなるね」と笑みを浮かべた。

 収穫した麦は市内の施設で乾燥させた後、大手メーカーに引き渡される。JAおやまは管内全体で平年並みの約5千トンの出荷を見込んでいる。