パネルを導入した飲食店

清水専務からパネルを受け取る商議所幹部ら

パネルを導入した飲食店 清水専務からパネルを受け取る商議所幹部ら

 【足利】新型コロナウイルスに関する国の緊急事態宣言解除を受けて営業を再開する市内の飲食店のために、名草下町1丁目、家具製造販売業「昭栄家具センター」はこのほど、飛沫(ひまつ)を防ぐパネルを試作した。試作品20セットを商工団体に無償で提供。すでに希望する店舗に配られ、活用が始まっている。

 飲食店の感染防止対策に役立ててもらおうと、市から相談を受けた同社が木材加工技術を生かして製作した。横60センチ、縦45センチでスタンドが2個付属する。角に丸みを付けたデザインで、カウンターなどに設置すれば飛沫を防ぎながら料理の受け渡しや会計が可能になる。

 パネルのプラスチックは市内に工場があるプラスチック製品製造業「竹内産業」から提供を受けた。

 試作品は足利商工会議所などを通じて、希望する飲食店に配布。すでに活用している飲食店の従業員からは「持ち運びできる感染防止ツールのため、使い勝手が良い」などの声が上がっている。

 同社の清水良彦(しみずよしひこ)専務(50)は「まちなかの飲食店に設置していただくことで、店側の安全はもちろん、市民が安心して飲食を楽しめるようになればうれしい」と話している。