1000人に送られる見守りのためのチラシ

 【市貝】町社会福祉協議会は、新型コロナウイルスの影響で地域福祉活動が難しい中で、同協議会が事務局となっている福祉関係団体の会員約1千人に健康状態などを尋ねる手紙を送ってつながる支援活動を始めた。対象の会員は大半が65歳以上の高齢者で、町とも情報を共有し今後の支援につなげる。感染リスクを減らす非接触の見守りだ。

 手紙には「おうちにいても つながろう! 外出できずに困っていることはありませんか」などと相談を呼び掛けるチラシを同封。健康状態の確認、困っていることはないか、近隣の気になる人の情報や「何かやりたいことはあるか」などそれぞれの会員の特徴に合わせて3項目を尋ねる返信用はがきを入れてある。安否確認が主な目的だ。

 手紙はシニアクラブ(約600人)、ボランティア活動団体(約300人)、障害者団体(約70人)、福祉協力員(約30人)に15日から発送。65歳以上の高齢者が大半で、町の全高齢者の3分の1近くに当たる。

 返信は同封のはがき、電話、メールで受け付け、内容をデータ化する。特に支援が必要と判断された場合、同協議会の福祉専門職が訪問して対応する。町と情報を共有、連携し、町内の高齢者の体調変化の動向や困りごとの傾向把握、支援策の立案にも役立てる。

 予備調査では、長引く外出自粛でストレスを募らせる人の増加がうかがえた。同協議会の担当者は「孤独死増加の懸念もある。体調維持のための次の対策に生かしたい」と話している。