本のセットを並べた中央図書館

 【宇都宮】市内図書館で新型コロナウイルス感染防止に向けた取り組みが続く。中央図書館は来館者が短時間で本を選べるよう、テーマ別に数冊を一緒にしたセットを新たに用意。上河内図書館は感染予防に役立つ本やDVDを紹介する特設コーナーを設けた。また新型コロナの収束を願い、市内5図書館で黄ぶなの折り紙を無料配布している。

 ビニールシートの設置や館内の利用制限に加え、中央図書館は11日にセット本の貸し出しを開始。児童、一般、シニア向けに2~5冊を包装紙でくるんだ計150セットを並べた。

 「魔法」「読んでおいしい」「ちっちゃなもの」「輝けシルバー世代」など興味をそそるテーマを設定。初日だけで50セット以上の貸し出しがあった。「外出自粛中、せめて本の世界を楽しんでほしい」と稲葉理香(いなばりか)館外奉仕グループ課長。

 上河内図書館は入り口付近の特設コーナーに栄養や睡眠、ストレス解消に関する本やDVD、CD合わせて約100点をそろえた。

 折り紙については市民グループ「黄ぶな愉快プロジェクト」の協力を得て1万5千枚を用意し、11日から各館で配布されている。南図書館は、黄ぶなの関連本を紹介するコーナーに青い模造紙で川を作り、来館者が持参した黄ぶなの折り紙を飾れるように工夫した。