犬と触れ合う親子連れ

 【那須】新型コロナウイルスの影響で臨時休園していた大島の那須どうぶつ王国が23日、35日ぶりに営業を再開した。同園によると、来園者数は約300人と前年の1割止まりだったが、家族連れなどが消毒などを徹底しながら動物との触れ合いを楽しんだ。

 6月5日再開の予定だったが、国が本県の緊急事態宣言を解除したことを受け、前倒しした。

 新型コロナウイルス感染予防のため、換気の難しい一部の施設やショーは休止し、来園者には任意で名前や連絡先の記入を呼び掛けている。動物と触れ合うことのできるコーナーも多いことから、手指消毒を徹底し、靴底消毒用マットも設置した。売店には飛沫(ひまつ)防止のためのアクリル板を設置した。

 県外からの来園者が少なかったことから例年のようなにぎわいは見られなかったが、総支配人の鈴木和也(すずきかずや)さん(59)は「ようやく第一歩が踏み出せた。休園中、毎日お客さまから励ましの声や動物を気にする声をいただいた」と感謝した。

 犬と触れ合っていた那須塩原市戸田、岡智博(おかともひろ)さん(32)は「休園中はインスタグラムで(同園の)ライブ配信を見ていた」と再開を喜んだ。