手際よく進む一番茶の摘み取り作業=22日午前11時10分、大田原市須賀川

 県内有数の茶どころとして知られる、大田原市須賀川の「須藤製茶工場」で22日、一番茶の茶摘みが始まった。

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 須賀川地区では「黒羽茶」の生産が盛ん。須賀川茶とも呼ばれ、コクのある味わいと爽やかな後味が特徴。同工場は現在市内で唯一、栽培から加工販売までを手掛ける。今年は茶畑の面積を20アールほど増やし約70アールで栽培するほか、市内外から製茶を受託している。

 この日は午前7時半から男女6人が集まり、鮮やかな黄緑色の新芽を手際よく摘み取った。新型コロナウイルス感染症対策として互いに距離を取り、マスク姿で黙々と作業に取り組んだ。

 ここ数日の天候不順のため、予定より4日ほど遅れての収穫開始となった。同工場の須藤敦子(すどうあつこ)さん(73)は「例年通り、香りの良い茶葉に仕上がりそうです」と話している。