Zoomを使った生活単元学習のマスク作り

 【真岡】新型コロナウイルス感染拡大に伴い臨時休校となっている真岡中の特別支援学級生徒が、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」で教員の指導を受けながら、マスクを製作している。

 主体的に日常生活について学ぶ授業「生活単元学習」の一環。新型コロナの影響でマスク不足が深刻化する中、製作を通して生徒たちに社会との関わりを深めてもらう狙いがある。

 20日の授業には、同学級16人のうち7人が参加。教員がタブレット端末のカメラに向かい、マスクの作り方を実演しながら教えた。教員から「ここを折るのはできた」と聞かれると、生徒らは「はい」と答え製作中のマスクを画面に映して、教員に確認してもらうやりとりもあった。

 材料は、家庭にミシンがなくても製作できるようキッチンペーパーや両面テープなどを教員が用意して家庭訪問の際に配布した。アプリへの接続は保護者らの協力も必要で日中参加できない生徒もいるため、夜間にも実施している。取り組みは13日に始め、すでに5回ほど行った。

 参加した2年荒川祐一(あらかわゆういち)さん(13)の母親(48)は「(息子は)画面越しでも同じ時間に先生と友達と一緒に作業できて喜んでいる様子だった」。担任の豊田昌子(とよだまさこ)教諭(48)は「感染が広がる中、生活課題に取り組む勉強としてマスク作りは大切。生徒が意欲的に取り組む姿も見られて良かった」と話した。