会場を背に、朗読劇のPRチラシを持つ渡辺さん

 俳優中村敦夫(なかむらあつお)さん(78)の朗読劇「線量計が鳴る」が6月2、3の両日、那須町豊原丙の農園「豊穣(ほうじょう)庵」で上演される。2年前に全国公演がスタートし本県での上演は初めて。主催者の一人、同町、農業渡辺(わたなべ)よし江(え)さん(62)は原発事故の影響を受けており「100カ所を目標に全国を回っている中村さんの伝えたい思いを見て感じて受け止めてほしい」と来場を呼び掛けている。

 朗読劇は、中村さんが東京電力福島第1原発事故で全てを失った元原発技師の老人を演じる。福島県や宮城県、東京都などで計30回ほど公演。原発の町で生まれ育ち、働いた人生や事故の実態を福島弁で語る。