夏の甲子園への出場権を懸けて7月に開催される予定だった全国高校野球選手権栃木大会の中止決定を受け、県高野連の藤田光明(ふじたみつあき)理事長は20日に宇都宮市内で記者会見し、代替大会の開催は未定とした上で「今後意見を集約し、6月前半には方向性を検討したい」と述べた。

 県高野連は今後、県立高の学校再開や新型コロナウイルス感染拡大の状況などを踏まえて開催可否を判断。開催する場合はその時期や運営方法などについても検討する。28日に臨時理事会を開き、理事から広く意見を聴取する予定。藤田理事長は「これから慎重にいろんな方向から考えたい」と話した。栃木大会は7月10日に開幕し、26日まで県営球場などで開催予定だった。

 戦後初の夏の甲子園中止決定について、藤田理事長は「いちるの望みを持っていたが、センバツに続き夏の甲子園もなくなった3年生のことを思うと非常に残念な結果」と無念さをにじませた。