ミニランプを自作した松井君

 【矢板】スノーボードのハーフパイプ(HP)の大会で活躍している川崎小6年松井凛太朗(まついりんたろう)君(12)はこのほど、自宅の庭に練習設備を手作りした。新型コロナウイルスの影響で夏場に取り組むスケートボードの練習施設の利用が難しくなったため、自力で練習環境を整えた。松井君は「コロナに負けず、練習に励んで腕を磨きたい」と意気込んでいる。

 松井君は幼稚園年中の頃にスノーボードを始め、小学3年で本格的にHPをスタート。シーズン中は那須塩原市のハンターマウンテン塩原などでトレーニングしており、今年2月の全日本スノーボード選手権関東東北地区大会HPのユース男子で3位に入った。

 夏場はスケートボードに乗り換え、宇都宮市や栃木市などのスケートパークで練習するが、各パークはコロナの影響で営業自粛などの対応を取った。そこで、両親の助けも借りながら「ミニランプ」と呼ばれるHP形の設備を作った。

 ミニランプは長さ約6メートルで、両角の高さは約80センチ。ホームセンターで木材などを購入し、電動のこぎりやドライバーを使って、10日ほどかけて仕上げた。

 松井君は「ミニランプの両角に向かって、ちょうど良い角度の曲線を作るのが難しかった。次の冬には、フロントとバック両サイドで540度回転がしっかり飛べるようになりたい」と話している。