日光市山内の日光二荒山神社は19日、新型コロナウイルスの影響で延期されている日光連山の山開き神事「開山祭」を25日に実施すると発表した。男体山への登山は当面、県内在住者のみ受け付ける。

 国の緊急事態宣言の解除を踏まえて決定。同神社を含む世界遺産「日光の社寺」は31日まで拝観停止を継続するが、登山は拝観と性質が異なることや観光施設が徐々に再開している状況などを踏まえ判断したという。

 奥日光の同神社中宮祠で執り行う神事は規模を縮小する。神事に先立ち午前6時に登拝受け付けを開始するが、県境をまたぐ移動の自粛が求められているため、登山は県内在住者に限定。入山の際、登山者が記載する登山カードで県内在住者かを確認する。

 登山シーズンの幕開けとなる開山祭は当初、4月25日に営まれる予定だったが、国の緊急事態宣言や登山団体などの登山自粛要請を受け延期していた。