県都を彩る夏の祭典「ふるさと宮まつり」について、宇都宮青年会議所(JC)や宇都宮商工会議所、宇都宮観光コンベンション協会などで組織する開催委員会が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年は中止も視野に検討していることが19日までに分かった。開催委内の運営委員会で20日に協議される。

 宮まつりは例年8月第1土、日曜に開いている宇都宮市内最大の祭り。昨年は2日間で約55万人が来場した。今年は、新型コロナの感染防止策として回避が呼び掛けられている不特定多数との接触や密集を避けられないことが懸念されている。今年で45回目を迎えるが、過去に2日間とも中止となったことはない。

 宮まつりは1976年、JCの創立10周年記念事業として開催。当初は1回限りの予定だったが、継続を望む声が多く、毎年開催し夏の風物詩として定着した。今年は東京五輪・パラリンピックの開催によって警備人材を十分に動員できないなどの理由から、1月の運営委員会で初の9月開催を決めていた。