在宅勤務のスペースが必要な市民に貸し出しているワーキングスペース

 【宇都宮】釜川沿いのビルを拠点に活動する合同会社「ビルトザリガニ」は、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が普及する中、ワーキングスペースの貸し出しを始めた。スペースの確保などが難しい市民が対象。

 ビルトザリガニは建築家仲間3人で結成。築50年で5階建てのゴールドコレクションビル(中央5丁目)をクリエイティブな人たちが集える場所にしようと、昨年、クラウドファンディングで資金を調達し、リノベーションを行っている。

 提供するのは、4階のシェアオフィスと5階のスタジオを中心としたスペースの一部(5階は6月から利用可)。利用は1日10人程度とし、オープンテーブルや仕切りを設けたデスク、個室を用意している。

 県内では緊急事態宣言が解除されたが、在宅勤務の導入を継続している企業も多い。代表の一人佐藤貴洋(さとうたかひろ)さん(39)は「家は家族の共有スペースで、仕事に集中できないケースもある。コロナで働き方が見直される中、安心して打ち合わせや仕事ができるスペースを提供したい」としている。

 利用は2週間、市外で人と接触していない人が対象。2時間300円、1日1千円。同社フェイスブック、ツイッターからメッセージで予約する。当日予約も可。