子どもたちにお弁当を渡す「おやまのこや」のボランティア

弁当を作る「笑光」のボランティア

子どもたちにお弁当を渡す「おやまのこや」のボランティア 弁当を作る「笑光」のボランティア

 【小山】新型コロナウイルスの影響で休校が長引く中「給食がなくて困っている子どもたちのために」と、二つの市民グループが有志からの寄付金をもとに弁当の無料配布を相次いで始めた。いずれも小中学生対象。「6月から元気に学校に通えるように」と、今月末まで続ける。

 市内の小中学校では15日から順次、分散登校が行われているが、登校時間は午前中のみで給食はない。市教委によると給食の再開は6月4日の予定だという。

 子どもの居場所づくりに取り組むボランティア「おやまのこや」は16~31日、中央町3丁目、まちの駅「思季彩館」で月曜日を除く毎日午前11時から「おやまっ子応援弁当」を1日40食、配布している。

 塚田泰弘(つかだやすひろ)代表(33)は「おなかをすかせている子に少しでも手が届けば」と期待している。寄付集めを担当したメンバーの結城美鶴(ゆうきみつる)さん(47)は「国の特別定額給付金から出してくれた方もいる」と感謝する。

 また、市内で子ども食堂を運営するNPO法人「笑光(えこう)」は18日、中央町2丁目、市保健・福祉センターの調理室を借り、メンバーが「おせっかい弁当」を手作りした。同センター東口の玄関で配布し、「直接もらえてうれしい」と喜ぶ子もいた。

 20、22日と25~29日も午後2時から同センター東口で配る。中山麗美(なかやまれみ)理事長は「受け取れない子がいないようにしたい」と1日最大100食分を準備する考え。「寄付金や食材を寄せてくれた方の思いも一緒に届けたい」と話す。

 両団体ともそれぞれの配布場所で小中学生本人に渡す。保護者らが代理で受け取ることはできない。